Ubuntu LXD LEMP で wordpress を動作させるには
UbuntuのLXD(Linuxコンテナデーモン)を使用してLEMPスタック(Linux、Nginx、MySQL、PHP)でWordPressを動作させるためには、以下のステップを実行する必要があります。以下は、基本的な手順の概要です。すべての手順を実行する前に、必要なリソース(CPU、メモリ、ディスクスペース)を確保しておくことをお勧めします。
LXDのセットアップ
Ubuntuホスト上でLXDをインストールし、初期セットアップを行います
イニシャライザーがいくつかの質問を投げかけるので、必要に応じて回答してください。
UI環境を有効
UIを有効にすると、WEBブラウザから簡単にインスタンスを作成することができます。
また、設定内容を把握したり、ターミナル操作ができたり、Desktop版を入れればリモートディスクトップができるので、おすすめです。
ただし、v5.17では、ネットワークの設定など、細かな設定はできないようです。
コンテナの作成
WordPressを実行する新しいLXDコンテナを作成します。
コンテナ操作は「lxc」なので注意してください
my-wordpress-container
はコンテナの名前で、必要に応じて変更できます。
コンテナへアクセス
コンテナにアクセスして操作を行うために、次のコマンドを使用します。
LEMPスタックのインストール
コンテナ内でLEMPスタックをインストールします。次のコマンドは、Nginx、MySQL(MariaDB)、PHPをインストールする例です。
インストールプロセス中に、MySQLのルートパスワードを設定するプロンプトが表示されます。必ずパスワードを記録してください。
WordPressのダウンロードと設定
WordPressをダウンロードし、Nginxの設定を行います。WordPressの公式ウェブサイトから最新のWordPressをダウンロードし、DocumentRootディレクトリに展開します。
WordPressの設定ファイルを作成します。
Nginxの設定
NginxのVirtual Host設定を行います。Nginxの設定ファイル、ここでは wordpress-siteを作成・編集します。
以下のように設定します。
Nginxの設定の有効化:
Nginxの設定を有効にします。
ln -s : シンボリックリンクを作る
unlinck : リンクを削除する時には
Nginxの再起動
設定ファイルが正しいか確認してから、Nginxを再起動して変更を反映します。